FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「大きな震災があったけれど、ぼくらの国は、どうぶつたちも懸命に救ったんだよ」となりますように。

今日の福島給餌の予定は私は中止になり、家にいます。
行かれた方々は、強風に見舞われて大変ではないかと案じています。

私は福島に行く場合、何より怖いのが強風です。車体の高い軽い車ですから、高速道路上で、吹き飛ばされそうになることが時々あるのです。
風に限らず雪など危険な日は延期したり、一応用心はするのですが、飢餓に苦しんでいるどうぶつたちにごはんを運びたいの一点は揺るぐことはないです。

++++++++++

そもそも、自分が行きたい時に行ける給餌状態は最初からないのです。
少なくとも私にはありません。自分で努力しようにもその手段を知りません。

私はそこのことに、いいようのない焦りと、腑に落ちない思いに囚われています。
災害で置き去りにされたどうぶつに、せめてごはんを運びたい・・・これがなぜこうも難しいのか。給餌を望む我らもまたで鉄壁の囲いに閉じ込められ、そこに置き去りにされているような気がします。

++++++++++

昨年の秋に、福島のある役場に一人で行き、「給餌目的の許可は、政権がかわろうと、今後も決して許可は出ない」と言いきられた二人の男性職員に言いました。

「警戒区域の中がどうなってるかご存知ですか。いえどうぶつたちの悲惨な状態のことではありません。そのことは私などよりあなたがたのほうがよくご存じでしょう。
私が今お訊ねしているのは、私を含めた給餌ボランティアさんたちのことです。どの人もただ飢えているどうぶつに餌をもっていきたい純粋な思いだけであるはずなのに、中は、疑い、不満、他者への疎外感、排他心、言いがかり、中傷などなどの坩堝の場になっているのですよ。

それは、国や県や市町村の、命と心を軽視した政策のためです。給餌ボランティアたちの思いも行動も軽視蔑視し、いいかげんな対応しかしないあなたがたは、どうぶつを餓死させているだけではなく、救おうと必死な思いでいる人間をも深く傷つけ人権を蹂躙しているのです。これはそのまま、こどもに繋がる教育や、福祉の貧困をあらわすことなのですよ。

それがわかりませんか?」

+++++++++

こうしたことも経て、私は菅沼ノエル、小泉眞理子と、社)なぜぼくらはおいていかれたの、を立ち上げ、どうぶつ問題を社会全体に少しづつでも知らせていく志をもって、絵本作りに取り組み出したのです。

警戒区域の中の現実は、日本の国、社会の質を顕していることのひとつなのです。
一部のどうぶつ好きの人間の問題ではなく、教育や福祉に関心を持つように、国民が関心を持つべき問題なのです。
どうぶつは何もいわない。
だから、多くの人が無関心のまま過ぎていく。
それではいけない。国や県や市町村に置き去りにされるどうぶつたちは、戦争でいいようにされてきた非力な国民たちと同じなのです。

それやこれやの思いや感興を、絵本や書物を通して訴えられないか、伝えられないか、そういう真剣な気持ちで出版に取り組みはじめました。

どうか、力を貸していただけないでしょうか。

++++++++

警戒区域は、本当にさまざまな重要な問題を国と国民に提示しています。
私は、自分の力の範囲でしかないけれど、そうした問題を、ひとつひとつ掬いあげて、絵本や書物にしていきたい。

まもなく発刊になる、私たちが作った絵本の一巻は、にゃんだーガードの本多明氏がモデルです。
昨年秋に、本多氏が、給餌の許可を出さない国や県や市町村に対し、ハンストをして主張されていることを知り、大きな衝撃を受けました。ハンストはただの断食ではありません。非常に高い知的措置の準備のいる命にかかわる行為です。

それを怖れず行動されている本多氏のどうぶつたちを救いたい情熱と、志の高さを、わかりやすい絵本にしてこどもにも伝えたい、と真摯に思いました。
絵本作りはそこからはじまったのです。
私は単に絵本を出したかったわけではありません。
本多氏の生き方を通して、警戒区域に充満している問題のひとつ、【救うきまりを作ってほしい】ことを訴えたかったのです。


2巻は吉田美恵子さんの絵本を作りたいと思っています。このことは一巻に取り掛かる時から考えていました。
吉田さんの”ある行動”に私は深く深く打たれています。
彼女のこの行動が、多くの人に、”置き去りにされ飢え死んでいくどうぶつたちの問題”を、自分らが行動していこうと、という気持ちを起こさせ、知的水準にまで上げたのです。
そのことはものすごい価値のあることです。
私たちが絵本にしなくて誰がする!という思いを、ずうっと胸に持っています。

++++++++

どうか、私たちに力をお貸しください。
いずれは自力でできるようになれるよう、その点も考え努力しています。ただ今は経済の力がないのです。

たびたびこんな言い訳けをしてほんとに見苦しいことですが、私はこの20年間、脳梗塞、脳出血を経て認知症となっていた夫の介護をし、その10年前から我が家に捨て続けられた犬猫を、一匹もよそに捨てたり、誰かに押し付けたり、行政に依頼したりせず、真実いっさいのカンパも受けず保護し養育してきました。

夫はサラリーマンで、私も資産家ではありませんから、あっという間に貧困におちました。
私のエラソーな言動に反発された愛護関係の方が、我が家を調べ、その見るからに貧しいどうぶつたちの養育のありかたを、批判されたとかどうとかということを耳にしたことがありますが、それは、カンパを一切受けず、あくまで自力で、一人で保護、養育を続けてきていればそうなるのですよ。
そういうなかでも、一匹も産ませない手術や予防注射などはしてきましたよ。

夫の認知症は要介護4の重さでしたから、40匹を越える犬猫の世話もある暮らしは、誰にもわからない苦しみでしたよ。他者は平気で表面だけで批判する。これは今にして思えばまさにいじめだったと思います。
お孫さんの拾ってきた目の開いていない仔猫を5匹私にわたし、「いらなかったら、川にも捨てて」と言った近隣の人。こういう人がどれだけおられたか。
何もいわず、黙ってみんな育ててきました。むごい人たちの言動に、どれほど泣いてきたか。

ある愛護団体に家で生まれた子犬をもっていったら、お金を要求された。自分がそれを拒んだら、「八千代町のSさんのところに行くといい、あの人はカンパもいっさいとらないから」と言われたそうです。そういう愛護団体もあったのですよ。信じられないでょう。
こうした不条理ばかりがたて続き、本当に生きているのが嫌になりましたよ。
今、こうして生きているのが不思議な思いがします。

++++++++

そうした悲しみ、苦しみを経て遭遇した震災後の警戒区域の実状。

非力な自分。これがどんなに悲しいことか。

それでも、やれることをやっていかなくてはならない。・・・結局この一念に行きつきました。給餌に行くために、あれほど長年貧困におちながらも拒んできたカンパ、ご支援を受け入れようと決心したのは、そうしなくてばもお、一匹の猫も救えない、とわかったからです。


法人の会を作った今、”やれることをやっていかなくてはならない”を合言葉に、三人で絵本作りなどをやろうとしています。
このことに、どうか力をお貸しください。

これを、私たちと皆様の一粒の麦として下さい。

誰かの心におちて、次の世代には、「大きな震災があったけれど、ぼくらの国は、どうぶつたちも懸命に救ったんだよ」となりますように。



スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

なぜぼくらはおいていかれたの

Author:なぜぼくらはおいていかれたの
管理人の小泉眞理子です。
茨城県取手市に犬2匹と猫1匹と人間4人で暮らしています。
当法人を紹介します。
事務局 〒300-3541 茨城県結城郡八千代町新地678-14 
電話・FAX 0296-48-3430 
      090-6937-9722  
代表理事 マオアキラ
     (佐々木和恵)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。